アメリカでレンタカーを安全に借りる4のポイント。保険や乗り捨て、料金、おすすめなど

僕はアメリカで総総距離5000kmの旅をレンタカーでした経験があるため、今回はアメリカでレンタカーを借りる人向けに、重要ポイントをまとめた。

主に、

  • レンタカーを借りる条件
  • レンタカー会社の選び方
  • 保険について
  • 乗り捨て料金

この4つのポイントに絞って解説していきたい。

多くの人は、「アメリカで初めてレンタカーを借りるけど、手順や注意点のポイントが不安」と思っている人は多いだろう。その不安点や疑問点を当記事で全て解決出来るように解説していく。

アメリカでレンタカーを借りる条件

まず、アメリカでレンタカーを借りる条件について説明したい。基本的に以下の2つの条件が必要だ。

  1. 21歳以上である
  2. 国際免許証を持っている

上記2点をクリアすれば基本的にはアメリカでレンタカーを借りる事は可能だ。しかし、上記2点の中でも注意すべき点はある。

1.25歳以下はアンダーエイジ料金が必要になる。

アンダーエイジ料金とは、25歳以下の利用者に限り、追加で費用が加算される制度だ。

アメリカでは16歳から車の免許が取得でき、若年層の事故が多い事からレンタカー会社は25歳以下の人に一定数の金額を加算している。

基本的に1日20〜40ドル加算されてしまう。この費用が運転者1人当たりか車1台当たりかはレンタカーの会社、営業所毎に変わるので、事前にメールもしくは日本語OKの問い合わせ窓口へ聞いておく必要がある。

2.国際免許証の取得について

ハワイ・グアムを除いてアメリカ本土では国際免許証の所持が必要になる。レンタカー会社によっては必要ないと記載する会社もあるが、もしドライブ中に警察官に止められた時に国際免許証を所持していないと連行される恐れがあるので、絶対に取得すべきだ。

国際免許証の内容や取得方法については以下のサイトに非常に詳しく記載されているので、参考までに載せておく。

abroad.driver.jp

 

アメリカのレンタカー会社の選び方

アメリカのレンタカー会社を大きく分けると以下の5社だ。(日本でいうトヨタレンタカーやオリックスレンタカーなどの大手レンタカー会社のような規模である)

  1. ハーツレンタカー(Hertz)
  2. ダラーレンタカー(Dollar
  3. エイビスレンタカー(AVIS)
  4. アラモレンタカー(Alamo)
  5. バジェットレンタカー(Budget)

どのレンタカー会社もアメリカ本土+ハワイ・グアムに営業所がある。

費用の面では、ハーツが一番高く、その他の会社の費用は差がない。まずは分かりやすく上記5社の特徴をそれぞれ解説する。(違い等を比較する事で、海外レンタカー比較サイトでレンタカーを借りる時に大きく役立つ)

海外レンタカー比較サイトを巧みに使おう

アメリカでレンタカーを借りるに当たって一番気になるのは

  1. 価格
  2. サポート体制・安全性

の2点だと思う。

まず第一に「価格」はやはり重要だし、車の安全性はもちろん保険の体制なども気になる。

僕がアメリカでレンタカーを借りて約5000kmもの長距離をドライブした時は、トレンティングカーズを利用して比較した。

というのも、常に最安価格で希望する日時・車種・保険の総価格を比較出来るサイトがなく元はアメリカの現地サイトなので安心して使用出来ると考えたからだ。 

上記のような大手レンタカー予約サイトを使用すると、一括して比較が出来るので各々のレンタカー会社の日本語サイトでいちいち条件を打ち込み検索する手間が省ける。

レンタカーの保険について

日本でもレンタカーを借りる際には、保険へ加入する場合が多いですがアメリカでは必ず以下の3つの保険に加入する事をおすすめする。

  1. 自動車損害賠償保険(PP)
  2. 追加自動車損害賠償保険(SLI)
  3. 自車輌損害補償制度(LDW)

自動車損害賠償保険(PP)の内容

日本でいうところの強制保険です。事故を起こした際の最低限の保障をします。こちらは全てのレンタカーに最初から付保されているので、オプションで入るという事はない。

追加自動車損害賠償保険(SLI)の内容

事故を起こした際の相手に対して補償する事が出来る対人・対物の保険です。SLIではなくLIと表記される事もあります。

上記の自動車損害賠償(PP)という強制保険では、基本的に対人・対物で請求された費用を全て賄う事は難しいです。

アメリカは訴訟大国である事と事故件数が多い事から、せっかくの旅行を台無しにしない為にも必ず加入する事をお勧めします。

自車輌損害補償制度(LDW)の内容

こちらは車両保険と同じ内容です。つまり自分が借りたレンタカーの修理費用を支払える保険です。例えば、走行中の事故で過失割合が割れてしまう事故ですと自分自身でレンタカーの修理費用を支払う必要も出てきます。

また、慣れない道を運転するのはやはり怖いですから加入しておいた方が良いです。

ロードサービスにも加入する事をおすすめします

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ロードサービスとは、車の故障(エンジントラブルやパンク、バースト、バッテリー上がり)と事故でレッカーが費用になった時に適用される保険です。

アメリカの路面はしっかりと舗装されている場所もあれば老朽したガタガタの道路もあり、いつタイヤのトラブルが起こってもおかしくない状態です。(実際に、道路脇にはバーストしてベロンベロンに剥がれたタイヤがいくつも落ちています)

また、いざ事故を起こしてレッカーが必要になった時でもレンタカー会社の事故受付窓口へ電話をすれば対応してくれる安心感もあります。

なので、ハイウェイに乗られる方や少し遠出をする方はロードサービスに加入しておいた方が安心でしょう。

乗り捨て料金について

 サンフランシスコでレンタカーを借りてロサンゼルスで借りたいが、乗り捨ては出来るのか?と思う人も多い。

結論から言うと、レンタカーの会社、営業所によっては乗り捨てが可能だ。以下、大手レンタカー会社別に乗り捨てについての記載をまとめてみた。

ハーツレンタカーの乗り捨て

全米2300ヶ所のハーツの営業所でご利用になれます。大きな空港はもちろん住宅地の中の営業所でもご利用いただけます。

ハーツ・ワンウエイサービス

 ハーツレンタカー公式サイトでは、上記のように可能と記載がある。しかし、詳細な費用に関しては記載がない為、レンタカーを予約する前もしくは後に、営業所へ自身で問い合わせる必要があるようだ。

ダラーレンタカーの乗り捨て

可能です。上記ハーツと同じく、営業所や距離によって変わりますので事前に問い合わせしましょう。

アラモレンタカーの乗り捨て

片道レンタル、乗り捨ては可能ですか?乗り捨て料金は?

アメリカ合衆国内ではほとんどの営業所で片道レンタル(乗り捨て)が可能です。乗り捨て料金は、フロリダ州内、カリフォルニア州内、カリフォルニア州とネバタ州間は無料です。その他の営業所間の乗り捨て料金は、予約ステップ3で乗り捨て料金が表示されますのでご確認ください。乗り捨てはアラモ営業所間でのみ可能です。 

FAQ よくある質問 - Alamo アラモレンタカーハワイ、アメリカ、海外レンタカーはおまかせ

バジェットレンタカーの乗り捨て

借りた営業所と違う営業所に返したいのですが?

乗捨てになります。営業所や車種により制限があり、乗り捨て料金がかかることもありますのでお電話でお問い合わせください。 

よくあるお問い合わせ ご利用案内 海外レンタカーならバジェットレンタカー

 エイビスレンタカーの乗り捨て

◆乗り捨て料金
・借出しと返却の営業所が異なる場合、乗り捨て料金がかかる場合がございます。(課税対象)

アメリカ|海外レンタカーのエイビスレンタカー

まとめ

以上がアメリカでレンタカーを借りる上での重要なポイントだ。

まとめると、

  • 予約には比較サイトを駆使する
  • 保険は最大限加入した方が良い
  • 乗り捨てする際は事前に料金の確認を

この3点を忘れないようにして、自身の希望するレンタカーを選ぶようにしよう。

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